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龍の姉妹の雑記帳  ほぼ漫画とヘルシングのデルアーと期間限定でミッチー
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作者、猫十字社。今の読者なら『幻獣の国物語』の作者として認識されている方が多いかもしれない。もし、おとーさん、おかーさんが漫画好きな人だったら、質問してみよう。「ねー『黒のもんもん組』って知ってるー?」(笑)

 『小さなお茶会』は『花とゆめ』に、『黒のもんもん組』は『月刊ララ』に、ほぼ同時期に連載されていた漫画です。しかし、その内容といったら、綺麗な上澄み液と底の沈殿物(すんません、たとえが悪くて)というくらい、きっぱりと分かれていた。とても同じ作者とは思えない。いや、絵柄は同じなんですけどね。誰だったか「かりたとめりたととらじゃの疾走する『しぱたっ、しぱたっ』という足音を聞くと、ゲシュタルトが崩壊する」と言っていたくらいだ。うむ、たしかに。描き文字でお見せできないのが、非常に残念です。

 オレの持っている『小さなお茶会』1・2巻は文庫なので、ダイジェスト版らしい。ちぇっ。それも、全一巻の予定だったらしい。(白泉社〜!)どうりで、覚えのある話がないと思った。いつまでもこの珠玉の作品を忘れたくない人たちはいるようで、扶桑社から完全版が出ている。心がささくれだった時には、ぜひこの猫の夫婦に会いに行くことをオススメします。

 追伸:カウンタが未体験のゾーンに突入し「やっぱ、ミッチーと深キョンはちがうな〜」と思っていたら、maoさん、アナタは一体なんて事を。いや、想定の範囲内だ、落ち着け自分。オレに内緒で茶室でそんな事を………ずるい。今度は寝オチしないように、ダルマ持参で乱入します。(それでも、飲むか)

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 ミッチーである。及川光博。『私の頭の中の消しゴム』がテレビで放送されたばかりなので、知ってる方も多いですね。ベイベーというのは、ミッチーファンの女子のことです。深キョンもそうなので、ミッチーから「恭子ベイベー」と呼ばれているわけだ。気がついたら、ミッチーの記事があまりないなと思って、初心に返ってみました。まずはなれそめから。

 オレが初めてそのオトコを見たのは、2000年の『うたばん』でした。ちょっとトウのたったそのきれーなにーちゃんは、中居君の誕生日にバラの花束を抱えてやって来た。妙に似合っているじゃないか。話も面白い。ゲームは『箱の中身はなんじゃろな』(正式名称不明)で、大量のねずみの中に手をつっこまされていた。

 そのあとに新曲『パズルの欠片』を歌っていて、サングラスにスーツ姿だというのに、激しくターンを決めるあたり、これは同一人物なのか? と見愡れて、舌でぺろりと唇をなめる瞬間に恋に落ちた、オレって一体………。もう、後はなしくずしです。とうとう自分でサイトまで作ってしまった。(まあ、いろいろと大人の事情があるのさ)。人生何がどう転ぶか判りませんな。

 本題:ミッチーツアーレポートを追加。まだ2002年だ。でも、あまり急いでアップしても、追加するものがなくなるしなあ(笑)

 追伸:今日はまじでマウスを1000回以上クリックしているぞ。手首と肩が痛い。一枚出力するのに15分もかかる、A3のインクジェットなんて嫌いだ。

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 けろっぴに出会って、かえる好きを自覚したオレですが、陶器の人形にひとめぼれした。常滑焼きの専門店の売り場の外には、屋外用の置き物がたくさんおいてあった。一昔前なら純和風の庭には、がまがえるの置き物があったりしたが、今はガーデニングが流行りのようで、白雪姫と七人の小人とか、ピーターラビットとかを良く見るよね。

 そのかえるは、みどり色で大・中・小のスリーサイズだった。形はほぼまんまる。一度は手にとったものの、これ、買ったらばっかじゃねー? くらいの判断力はまだ残っていた。ふと、入口にいた一匹の顔が違うのに気づく。口が一文字に空いているのだ。まさかと持ち上げてみると、裏に黒くて丸いゴムが付いていた。あー、貯金箱なら家の中にいてもおかしくないか。(その判断がそもそもおかしい)。お値段も2、000円以下とお手ごろ。かくして、ただ一匹のかえるの貯金箱は、うちにやって来たのだった。(胴回り、約48センチ)

 人間はそれが失われることによって、大事なものがわかるそうだ。かえるは割れた。引っ越しの時に、一番最初に梱包したもんだから、一番最後に運ばれてきたわけだね。台車から落っことしたすまなそーな引っ越し屋のにーちゃんたちには何も言えなかったけど、その時のショックといったら。一万円に値切って買った白磁の下ぶくれの招き猫とか、伊万里焼きの目つきの悪い手の長い猫とか、バッチャン焼きとか、ベトナムのぐい飲みとか。ほとんどが、割れてしまった。

 あんまり落ち込んでいたので、母上が新しいのを買ってくれることになり、同じ店に行ったが、置いていないという。そこでは、黄色のサイズ違いの子を買ってもらった。他の店で聞いたら、多分銀行とかで、サンプル用に作ったものじゃないかと言う。そうか。今度は自分でピンクのかえるを買った。パソコンの上の台に、夫婦雛のように並んで座っている。
 
『ケロロ軍曹』が入らなかったが、かえる終わり。

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著者、橋本治。BUNGEI Collection KAWADE BUNKO (河出文庫)いつもは、面白かった本とか好きな本についてつらつらと書いているのだが、反対に人様にはとてもじゃないがお勧めできない(というか、精神衛生上、読まない方が良い)本を考えてみた。これがオレの持っている、一番黒い本です。橋本治氏の著作は、これと『窯変 源氏物語』しか読んだことがないので、他にどのような作品を書かれているのかは知りません。

 あらすじを簡単に言うと、男の子の夢の中で、眠り続けた少女が出会う恋物語。ただし、SF伝奇ロマンに分類されるように、かなり無気味な手触りの小説です。感触が『ドグラ・マグラ』に似ていて、夢が現実を侵食してゆく件はキャロルの『月の骨』のよう。しかも、話に救いがない。何に恐怖を感じるかは人それぞれだが、オレは怖い本といったら、スティーブン・キングを一番に挙げる。この人の、悲しみをともなった恐怖感は、まだ自分が理解できるという点で考えやすい。だから、大勢のファンがいるのだと思う。『暗野』はただ、黒い。もちろん平気な人もいるだろうけど、友人は途中で気分が悪くなったと、つっ返してきた。例の、居酒屋のシーンだ。血の匂いのする小説はいくらでもあるのだが、人の身体から出たばかりの温度をともなった、空間にその匂いが満ちるような描写は、そこらへんのホラー映画なんか、一蹴してしまう。あ、気分が悪くなって来た………。


 まずい。さっさと、本棚にしまってこないと。うっかりぱらぱらとめくってしまったら、オレは明日使い物にならない。一週間くらい、ハイジンだ。この話に戸惑う人は、あまり自由ではないらしい。(解説より)いいです、自由じゃなくていいです。どうか勘弁して下さい。

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 自分でも、なんでこんなものが好きなんだろうと思うのが、かえるだ。ただしオレは柴田亜美センセイではないので、リアルタイプの蛙は苦手。小さい頃はまったく記憶にないのだが、CMのケロちゃんを見て笑い転げたので、母上が薬局で人形を貰ってきたとか、ケロヨンの椅子をわざわざ天神まで買いに行ったとかいう、話だけを聞いていた。写真にもその椅子とビーチボールが写っていて、見ても不思議な気がしていた。けろけろけろっぴに出会うまでは。

本 名 はすの上けろっぴ 誕生日 7月10日 すんでいるところ ドーナツ池

 笑顔でやられてしまったので、正確に言うと、好きなのは三つ子のはすの上ころっぴらしい。(どうでもいいよ、そんなことは)

 その話を例のアシベの友人にしたら、会う度けろっぴのシールをくれたり、ハンカチをくれたり。いや、うれしいんだけど、成人式をとっくに済ませた人間が、けろっぴの財布を貰ってもさー。さすがに使えませんでした。オレの周りにいるけろっぴは、ケータイに付いている鈴だけで、別にみどりの物に囲まれて暮らしてたり、サンリオピューロランドに通ったりはしてないぞ。ディズニーランドだって行ったことないし。

 まあ、でも数少ない友人が自分の好きなものを、覚えていてくれるというのはうれしいもんだよね。オレは妙なものをコレクションする癖があるので、友人が車を買い替えた時に、前の鍵をくれた事にはびっくりした。鍵も集めてるんだけど、特に車の複雑な形が気に入っていて、それは中々手に入るものじゃなかったから。それに比べると、今のスイッチ付きのプラスチック張りは許せませんね。(ホントにどうでもいい話だ)

何故か続く。

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 本日の釣果。父上・巨大な赤ガシ。25センチのタケノコ。他5匹くらい。母上は小さいのを3匹。オレは中くらいのを2匹。一番でかいタケノコをお刺身でいただく。オレはカルパッチョで。(まあ、要するにネギとタマネギスライスと醤油ドレッシングなんだが)他はすべて煮物。

 タケノコメバルの本名はなんと言うのか気になって調べたら、そのままだった。ただし東京で言われているものは、ウスメバルという魚らしい。へーえ、違うんだ。
 今が旬のこの魚は、金褐色の肌に焦茶色の斑点をもつ。版画で使うバレンの模様だ。ホントにマダケの筍の皮にそっくりである。昔の人は実に洒落ている。
 マダケの旬は6月、モウソウチクの旬は3月〜4月ということから、その時期に旬の魚という事で、モウソウチク由来の説もあるらしい。でも、御存じのとおりモウソウチクの皮はちょっと違うよね。オレはマダケ由来説に一票。

 今日は小潮で、時間は波が引いていく途中。基本は穴釣りなので、かなり堤防から離れた藻だらけの岩の間にエサを落とす。敵は藻ではなくて、風とカニだ。たまに藻の間に銀色の魚が見えるのは、これはボラの稚魚。名前が変わる出世魚だが、別に覚える気はない。大人になったら、海でよく跳ねている。川でも跳ねる。脳震盪おこしてるんじゃないだろーか。技術が進歩したら魚の気持ちが判る機械で、ボラが何故跳ねるのか聞いてみたい気もする。でも、エサにしている青イソメの言葉まで判ってしまうのは、ちょっとコワイ。

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『島ひきおに』山下明生・文。梶山俊夫・絵。偕成社。

 絵本です。子どもの頃から持っているものではなく、これはプレゼントで頂いたものです。児童書担当で何が一番イヤかって、荒れ放題の売り場の片付けではなく「ためになる本ありませんか?」と質問されることだった。オススメの本とか送るための本じゃなくて、自分の子どもに与える場合の話だ。多分、質問のとおりこういう人は、本をためになるものだと思っているのだね。まあ、そういうのもありますが、一体どこの誰がそんなことを思って本を読むのだ。面白いから読むに決まってるだろう。仕事のためにビジネス書を大量消費したり、「読書感想文」のために義務で読む訳じゃあるまいし。

 絵本は、字が読めない頃は大人が読み聞かせて、そのあとは自分の好きなものを選ばせろ。立ち読みするのに5分もかかりませんよ。週刊誌より早い。その子が本に興味を示さないなら、それはそれで仕方ないじゃないか。こんなヤサぐれた書店員(しかもアカの他人)のオススメの本なんか、聞くもんじゃありませんぜ。

 児童書は、各出版社から良く担当者の方がいらっしゃいます。新刊の案内とか、棚の補充(欠本)とか、たまに売り場の整理をしてくれる(笑)。営業さんと話をするのは楽しい。クリスマスの少し前、偕成社の方からこれを頂いた。この絵本が好きだというのは、一度しか話してなかったような。思い出すたび、ほわーっとするので、今でも大事に持っている。うっかり読んでしまうと、やはり切なくて。涙そうそう。そういや、落ち込んでいる時に『アンパンマン』を聞いて泣いたことがある。あの、あまりにも有名なフレーズが、実は2番だというのは良く知られている話で。いいよね、アンパンマン。うん。

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をくらってしまいました。多分、今日中には上がらないと思いますので、これにて失礼させて頂きます。あーあ。


 昨日の続きです。本とテレビとパソコンの誘惑を振り切るため、近所のファミレスで下準備をしてきました。清書が終わったところです。昔、漫画家の先生をホテルにカンヅメにしていたのは、いい方法だったんだなあと妙にヘンな納得をしています。もっともそれは、他の出版社の仕事をさせないための理由もあったようですが。

 徹夜にならなくてホントに良かった。えらいぞ、自分。一旦作業を始めたら、早いんだオレは。ただその気になるまでが長いんだ(多分、みんなそうですよ)。ファミレスでは、砂糖を取るために紅茶とホットレモネードを自由におかわり。仕事中には、コーヒーを切らしたことはなく、スティックシュガーをニ本入れてます。オレは電池ではなく、砂糖で動いていると思います。ただ脳で使われなかった糖分は、身体に蓄積されるんですよねー。問題だ。

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作者、川原由美子。本屋で手に取って、少し悩んでいる。ハードカバーの一巻<明珠>と二巻<夜香>からなる完全版の3、200円。バラでも買えるけど、そんな人はいないだろう。

 家に帰って、自分のA5サイズの『観用少女』を引っ張り出した。思わず全巻読みふけってしまいましたわ。朝日ソノラマのこのシリーズは、4巻まで出ている。値段にするとだいたい同じくらいだ。当時、発売されるとあちこちから「貸して」といわれて、オレの本の表紙はぼろぼろである。誰に貸したかは覚えてても、何巻まで貸したかなんて覚えてねーよ。文句を言われる筋合いはない。本屋で発売日をチェックするくらいなら、自分で買いたまへよ。

 4巻から先が出ないので、文庫版が出た時には、この話は終わったのだと思っていた。(『百鬼夜行抄』は続いてますけどね)。調べてみると、単行本未収録作品がかなりあるらしい。なら、なんで5巻を出さないんだよ、朝日ソノラマ。売れてるんでしょうが、この漫画は。文庫版を持っている人はさらに気の毒で、こちらは2巻までしか出ていない。

 この人の話は長篇もそうだが、特に短編が秀逸だと思っている。プランツ・ドールにまつわるオムニバス形式の話で、変わらないのは眼鏡をかけたうさんくさい店主のにーちゃんくらいだ。この美しい人形たちは、やはり大きいサイズで見たい。カラー原稿完全収録かー、欲しいなー。現在、貧乏のずんどこ(どん底のさらに下)なんだよなー。理由はわかってるね?

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透明な石英の結晶。劈開がないので、ガラスとはまったく違う、ちぎれるような割れ方をする。好奇心をそそられた方は、かなづちでお試しあれ。オススメはしないけどな。

 この前不思議なことがあった。自転車の鍵に水晶を付けていた。ビー玉よりも少し小さいくらいの水晶玉に、プラスチックの龍が取り巻いている形。家から駅に行くまでに、それはなくなっていた。もう一つ。財布には羊の形をした水晶の根付けが付いている。オレは財布に定期を入れているので、駅に入る時と出る時にしか、鞄から出すことはない。

 羊がいないのに気づいたのは、帰りの会社の更衣室。紫の紐が途中で切れていた。鞄も服も全部ひっくり返して探したがみつからない。なくなる時は重なるんだなあ、と思って帰りの自転車置き場で鍵を取り出した時、タイヤの隣に羊が落ちていた。

 拾ってみると、輪っかに鈴と羊が付いていて、紐は見当たらない。どうしてここにあるんだろう。ここでは絶対に財布は出さない。あるとしたら、龍の筈だ。もしどこかに引っかかっていたのなら、鈴の音がするだろうし、こんな2センチくらいの水晶なんて、すぐに落ちると思うんだけど。

 『オーラの泉』に上原さくらちゃんが出ていた時、それは遠方にある物体を目の前に出現させるアポーツという心霊現象だという話があった。物が無くなったり、とんでもない所から出たりするのは、自然霊のいたずらなのだそうだ。なるほど。

 更衣室で髪に引っかかって飛んだ、18金のアメシストとガーネットのピアスがどうしてもみつからないんですけどね。一番のお気に入りなので、自然霊さん、返してもらえませんか。ダメすか。

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をしたいなと思っている。それか、新規。とある必要から持ちはじめたのだが、最近は一日で電池が切れるようになった。七年も使っているからな。もちろん写メなど付いていない。オレはふつーの電話で良かったのに、おねーさんの「こちらも無料ですよ」の甘い言葉に誘われて、うっかりソニーの着せ替え付きの電話を持ったのが間違いだった。まださらっぴんのカバーが残っているし、本体も綺麗だ。問題は、ジョグダイヤルだ。あれに慣れてしまうと、ボタンをぽちぽち押すのがとても面倒になる。

 月の電話代金は、3、000円を越えたことがない。無料通話料2、000円の内、使うのは90円とか、130円だ。「AUは無期限繰り越し」とかうたってますが、オレは文字どおり永久に無期限繰り越しですぜ、仲間由紀恵ちゃん。

 最初のころはメールとか、ミッチーのサイトとかで使っていたが、最近は全く使用していない。朝は目覚ましコ−ルとともにいたずらメールが来るようになり、サイトは壁紙がダウンロードできなくなった。それから、着信音。くそう、毎月料金を払っていたのに。ミッチーの声を電話で聞くという、ベイベーのささやかな楽しみを奪いおって。

 もういっそのこと持たなくてもいいんだけど、世の中には公衆電話というものがほとんどありませぬ。こうなったらぶっ壊れるまで、ミッチーの待ち受け画面を眺めて暮らす。

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作者、森下裕美。ヤングジャンプコミックス全8巻。集英社文庫全4巻。

 友人が大好きで、誕生日にゴマちゃんのぬいぐるみをあげた。押すと「きゅー」と鳴くので、みんなが触りまくり、まっ白だったゴマちゃんは、文字どおりゴマフアザラシ(灰色)になってしまった。そのお返しにアシベのハンカチをニ枚もらった。小学生が使うような、マンガのプリントされたやつ。まあ、オレも好きだけど。最近、赤いプリントの方を全然見ないと思っていたら、それは意外な所で発見された。

 父上は4級小型船舶の免許を持っていて、小さな船を車に積んでいる。魚釣りに行った時、船の中にやけに赤い所が2ケ所ある。どこかで見た柄だ。オレのハンカチは二つに裂かれて、パテで固められていたのだった。

 話を聞いてみると、穴を塞ぐのに丈夫な布が欲しかったらしい。なるほど。何もハンカチでなくとも。自分のハンカチや古着や、タオルがあるじゃないか。人の物を無断で使うか? しかも船はクリーム色で、まあその赤の目立つこと。それ以来、魚釣りに行ってそれを見る度、「沈め、沈んでしまえ」と思ってしまうのは、ムリもない事だといえましょう。

 ニセパールの宝石箱の真珠も、いつの間にかむしられていたことがある。沙魚が好きなのよね。ってさあ。バラビーズならいくらでも、持ってるのに………。

 久しぶりに朝までサバトに乱入。酒を飲み過ぎて寝オチしてしまいました。そこで何をしてるのかって? 良い子は知らなくていいんですよ。

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 調べ物は大抵本からだが、たまにネットを探ると恐ろしいまでの情報が氾濫している。蜘蛛の巣どころか、地引き網でごっそり引き上げたみたいだ。当然、中の獲物は真贋の区別なく玉石混交の状態だ。時折、ここにあるのは一体何なのだろうと考える。

 人間の欲というものから見てみると、知りたいというのは知的好奇心だろう。日記やブログで個人の文章や絵を発表するのは表現欲だろうし、ニフティや ASAHI ネット(今は MIXI か)などの集団に属したいというのも欲の一つ。(文が黒いのはここまでだ)

 その反対に人間には知らない方が良かった、ということもあるよね。いや、別に全然たいした話じゃないんだけど。『スター・ウォーズ』の新シリーズ公開前に、可愛い男の子が出ててさ。コーラのCMかなんかであっさりと正体をばらしやがって、あの外人どもが。そりゃ、判ってましたよ。新シリーズは過去の話だから、その少年がアナキン・スカイウォーカーで、ヤング・ダースベーダーだろうという事は!

 『封神演義』はオレにしては珍しく主人公が好きになった作品で、あのセコさと抜け目のなさとヘタレ具合がお気に入りだった。そのねーちゃんは、原作を読んだと友だちに大声で話していたのさ。「妲己と聞仲と黄飛虎も、みんな死んじゃうのー」………。

 バスの中だったので(イベントの帰りだよ)逃げようがなかった。大体想像はつきますけど、何も連載途中にバラす事はないじゃんかー。『知る権利』を主張するのは勝手だけど、『知りたくない権利』も尊重してくれよー。

 単行本を集めるのは途中でやめました。

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『暴れん坊本屋さん』全三巻。作者、久世番子。発行所、新書館。現在、本屋さんについて一番詳しく描かれている漫画がコレです。本屋兼マンガ家(本人がこう書かれている)の番子センセイが、描かれたエッセイコミックでございます。

 新聞に書評が載っていて、ふーん地元なんだぁと思って、次の日買いに行きました。オレはハチさんに似ています。BLは読んでませんが、腐女子です。暴れているのは果たして本屋さんなのか、お客さんなのか、それとも両方なのか。本屋さんはいつでも戦っている。相手は、毎日毎日わいて出てくる本と、いくら整頓しても散らかる本と、大量に返品する本と、頼んでもいつまでたっても入らない本だ。ああ、いっそのことお客さんと戦えたらどんなに楽だろう。

 お洋服屋さん(ショップの店員と言った方がいいのか?)がいつも洋服を畳んでいるのを見て、大変だなあと思う。それと同じように、本を整頓する作業は、賽の河原で小石を積むのにも似ている。服を汚したり破いたりする人はあまりいないと思うが、本はどうして折られたり、破られたりするんだろう。子どもが商品を壊したら買い取る親でも、本を買って行くことはまったくありませんわね。もし、この本をお持ちの方がいましたら、是非カバーをめくって見て下さい。

 下は、関係者ならタイトルだけで涙が出ちゃう本です。

『返品のない月曜日—ボクの取次日記』 井狩春男/出版社: 新風舎  ISBN-10: 4797490039  ISBN-13: 978-4797490039

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作者、はやかわともこ。現在17巻まで発行済。ひょっとしてフレンドに手を出すのは初めてかもしれない。

 夜中にやってるアニメをだらだらとはしごしていると、綺麗なにーちゃん4人組が出ていた。主人公の中原スナコちゃんの性格が面白かったので、読んでみた。スナコちゃんはイイ子だ。ただかなり暗くて、人体模型や髑髏のおともだちがいて、スプラッタビデオ鑑賞の趣味があるだけだ。誰に迷惑をかけるわけじゃなし。はやかわ先生は清春激ラブの方らしい。ああ、なるほど。いろんなアーティストの方がモデルになっているらしく、美形がごろごろ。(あとがき漫画でネタバレしてます)

 清春君といえば思い出す、オレが TSUTAYA にいた頃。フロアが3つになっていて、レンタルビデオ、本屋、CD屋という並びだった。朝の雑誌と新刊をやっつけた後、掃除に入る。ささやかな楽しみが、掃除道具入れの扉に貼ってある、黒夢のポスターを見ることだった。どこかの会場でジャンプしているこれは、多分最後のライブじゃないのかな。清春君が泣いたという。とうとう黒夢のライブには行けなかったっけ。

 いつものようにそこに行くと清春君はいなかった。かわりに Dir en grey(後で読み方を教えてもらった)とかいうポスターに変わっていた。オレは走りましたとも。「あそこにあった黒夢のポスターは?!!」………CD屋のおねーちゃんは、「ポスター差し上げますわ」の箱の中から探し出して来てくれた。ついでにSADSのポスターとチラシを大量にくれた。ありがとう。ドラえもんでもコナンでも、好きなものがあったら何でもあげるよ。

 恩返しの日は意外と早くやって来て、ある音楽雑誌を返品する時に、はさまっていたGRAYのポスターを差し上げました。職権乱用ですか。まあ、いいじゃないですか。付録は0円だし、雑誌はほとんど断裁処分されるんだから。

 追加:ミッチーツアーレポ−トを追加しました。ついでにデザインも変更。

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