増殖と無秩序

　これはちょっと前の小屋の壁面。後ろの棚はお手製です。ホームセンターで板の長さを適当にカットしてもらって、木ネジでとめ、木部用ステインをちまちま塗りました。並んでいるガラクタはとても大切かというと別にそうでもなく、（マジで）一秒で捨てられる物もあれば、絶対に手放したくないものがあります。こういうのは値段に関係なく持ち主の思い入れだね。

　右のSONYは、フリマで300円で買ったベータの専用ケース。ちっちゃいもの倶楽部の面々とちっちゃいものコレクションが並んでます。これも即、捨てられる物があったりするので、誰か欲しかったらやるぞ。



　本人の頭の中のように無秩序で統一の欠片もない並びです。この本棚は二つありますが、これ以上引きの画が撮れない。あと文庫の棚とダンボールにつまった本がある。ある意味本棚に収まった本というのは安全だ。それをはみ出してくるのが問題なんであって、床のゴミ箱と家具の間に少しずつ置かれていく雑誌とか新聞とか、小机の上にどんどんと積み上げられていく本とか通販雑誌とか。

　エントロピー増大の法則によって本を情報量と定義すると、本が増殖するならばその系の中の変化は不可逆変化だという事になる。つまり一度散らかった部屋は元の綺麗な状態に（これがそもそもないんだが）戻る事はありえず、ますます乱雑に混乱の度合いを増していくとゆーこっちゃ。