仕事後のお楽しみ

　以前、引き出し手数料のかからない時間に帰りたいとぼやいていたが、現在では会社から歩いて3分のコンビニでタダでお金を下ろせるようになった。行きと帰りはダメよ。でも、本屋は閉まってるけどな。家の近所にある24時閉店のCD売り場を兼ねているたった一つの本屋には、オレの欲しい本が置いていない。駅前には山のように本屋があるというのに。へるだむと。

　そういう時には密林（amazonの事だと教えてもらった）。へっへっへ。二日後に着くなんてホント早いねえ。本屋に客注を出すと、早くても一週間かかるというのに。

　届いたのは吉川うたたセンセイの『ざんのいお』と『すっくと狐⑤西風館』と『日招きの辻』と『夜想-vampire-』の四冊だ。あっ、日付が変わるじゃねえかよ。仕方ない。明日も仕事なので、えーと……2冊読もう（笑）

読書カレンダー

　月初めや終わりの頃、本屋に寄るついでに文庫とコミックの新刊案内をもらってくる。新書と単行本はムダなので、取り次ぎも本屋も作らない。だって出るかどうかわからないし、タイトルだって値段だって発売日だって良く変わるし、大体その本屋にはいってくるとは限らないからね（笑）

　日販速報に月イチで挟み込まれてくるコミックと文庫の案内を元に（またはそのまま）貼ってある所が多い。イマジンはチェーン店なのでオリジナルの物を作っているらしい。元はＡ2だかB2だかに印刷してある物を、Ａ4タテ二つに縮小したらどうなるかわかるよね。目が死にます。8号または5ポイント、あるいは7級、とにかく規格の最小サイズの文字がえんえんと並んでるんだ。カードの利用規約やケータイの説明書じゃあるめえし。

　で、オレはザッパでめんどくさがりで飽き性なんだけど、出る本とか読んだ本とか買った本とかあちこちにメモしてある。『読書カレンダー』というブログパーツを見つけて試しに本を登録してみたら、案外便利だった。買った日も読んだ日も、興味を持った日も登録できる。アマゾンのデータを使用しているので、ある程度読みたい本がたまったら一括注文できます。ただし、これから出る本に関しては、アマゾンも出版社も取り次ぎも作者にも誰にもわからないのだった。

　とりあえず、4日発売の『ぬらりひょんの孫』と『テガミバチ』と『おしとね天繕』を読んできます。さらば。

『聖☆おにいさん』

　作者、中村光。講談社。1〜3巻。『モーニングスーパー増刊　モーニング・ツー』で連載中。

　読んだら面白かったので某ミクシィ（某になっとらん）で、『聖☆おにいさん』のコミュニティに入った。いやー、さすが「今が旬！」の漫画だけあって、書き込みがどしどし更新されていく……ちょっと待て。５、６行しかない更新情報がそのコミュだけでうまってまうわ。他の記事を見過ごしちゃうじゃん。仕方ねえので、次の日に退会しました。そのあとでコミュニティ更新情報に『反映させない』という技を知ったんだが、まー別にいいや。

　これは漫喫で読んで新品を大人買いしました。それにしても本屋で立ち読みもできなくなって、みんなどうやって漫画を選んでるんだろうねえ。不思議だよ。ジャケ買いか、口コミか。店頭に置いてあるアニメビデオからの宣伝か。

　連載している雑誌も縛られてて読めないしな。っていうか、雑誌の方を見つけるのがそもそも至難の業だ。たとえばビッグコミックか置かれていても、それがスピリッツなのかスペリオールなのかオリジナルなのか。そして、どれが何曜日発売で何の連載がされているのか、本屋を離れて久しいオレには全くわからない。

　で、本日は『聖☆おにいさん』のTシャツプレゼントの締め切り日だ。3巻の帯についている応募券はもうハガキに貼った。絵柄を『ニルヴァ−ナ』にしようか『サカナ×2パン×5』にしようか……うーん、迷うなー。

掃除の前に

　どかっと本が増えた。とある漫画家さんのBLに転んでしまったので、先月からちまちまと集めている。少女漫画家さんとしては有名な方だが、以前からBLを描いていらっしゃる事は知っていた。同人誌を読んだ事もあるし。何といいますか、今ツボにはまってしまったのだね。

　現在のところ13冊目。去年20周年を迎えられたので著作も半端ではない。ジャンルも出版社も多岐にわたっている。でも集める本があるってシアワセだなあ。今月も新刊が出るしな。本を置く場所を確保しようと思っていたんだけど、掃除の前に買い始めてしまったオレって、つくづく我慢ができない人だ。

増殖と無秩序

　これはちょっと前の小屋の壁面。後ろの棚はお手製です。ホームセンターで板の長さを適当にカットしてもらって、木ネジでとめ、木部用ステインをちまちま塗りました。並んでいるガラクタはとても大切かというと別にそうでもなく、（マジで）一秒で捨てられる物もあれば、絶対に手放したくないものがあります。こういうのは値段に関係なく持ち主の思い入れだね。

　右のSONYは、フリマで300円で買ったベータの専用ケース。ちっちゃいもの倶楽部の面々とちっちゃいものコレクションが並んでます。これも即、捨てられる物があったりするので、誰か欲しかったらやるぞ。



　本人の頭の中のように無秩序で統一の欠片もない並びです。この本棚は二つありますが、これ以上引きの画が撮れない。あと文庫の棚とダンボールにつまった本がある。ある意味本棚に収まった本というのは安全だ。それをはみ出してくるのが問題なんであって、床のゴミ箱と家具の間に少しずつ置かれていく雑誌とか新聞とか、小机の上にどんどんと積み上げられていく本とか通販雑誌とか。

　エントロピー増大の法則によって本を情報量と定義すると、本が増殖するならばその系の中の変化は不可逆変化だという事になる。つまり一度散らかった部屋は元の綺麗な状態に（これがそもそもないんだが）戻る事はありえず、ますます乱雑に混乱の度合いを増していくとゆーこっちゃ。

『PLUTO』

浦沢直樹×手塚治虫。小学館。1〜7巻、連載中。

　いやあああ、エプシロンがああああ〜……。はあはあ。ビッグコミックオリジナルを読んでる人にはナニを今頃、といわれるかもしれないが、だってオレはこの前コミックス７巻を読んだんだもん。漫喫でさ。浦沢センセの漫画は巻数が多いからと言ってる未読のあなた、もしくはまとめて読みたいいらちな方は、6月に8巻が出て完結するそうなので、その時にどうぞ。オレも買おうかどうか迷い中。

　これって、豪華版も同時に刊行されてるんだよねえ。なんと駅の本屋にもあるぞ。二倍くらいのサイズで三倍くらいのお値段だけどさ。元ネタになった手塚センセイの話は知らないが、原作を知らなくてもすんなり読めるのが、さすが浦沢直樹。アトムがすんげえ可愛い。

『さる・るるる』

著者、五味太郎。絵本館。

　悲しい一週間が終わった。その前の週もちょっと悲しかった。今週も来週も何だか悲しいような気がする。まさにオレの心象風景は『さる・るるる』だよ。もしくは『ねずみ君のチョッキ』のラスト。もの悲しいのにおかしくて、もう笑うしかない。確かに今、母上の編んでくれた赤いチョッキと腹巻きをしているんだけども……違うんだ、そういう事じゃないんだ。

　『あこがれの星をめざして 』の海岸に二重丸をかいてそこにひきこもり、星を眺めているウミドリや良く泣くカニ君に感情移入するようになったら、ちょっと精神状態がヤバス。オレのニュートラルな状態は『ひょうのぼんやりおやすみをとる 』です。

1月コミック新刊案内

　　5日ー『Luck Stealer』(3)
16日ー『傀儡師リン』(7)
16日ー『Q.E.D.』(32)
16日ー『C.M.B.』(10)
19日ー『V・B・ローズ』(13)
19日ー『星は歌う』(4)
19日ー『オトメン（乙男）』(7)
20日ー『デンドロバテス』(6)完結
26日ー『ガラスの仮面』(43)
27日ー『黒執事』(6)
30日ー『Period』(3)
30日ー『金魚屋古書店』(8)



　良く眠る薬売りさんの図。


　二個でがめて……いや、ぱくってきました。春っぽくていいなと思いまして。マックの横長モニタサイズの壁紙もちゃんとあるんだよ。うたた寝している薬売りさんのところへ猫さんがやって来て布団代わりにし、ちょっと眼を覚ますんですが、最後は結局二匹で横になって眠ってしまいます。それはうたた寝とは言わんぞ。一体いつまで、寝とるんじゃ。

目から耳から-2

『カミヨミ（9）』『かてきょヒットマン（22）』『王様の仕立て屋（4）スペシャルエディション』『花よりも花の如く（4）』『名探偵コナン（63）』『コンシェルジュ（14）』『ツバサ（25）』『1+1（6）』『蟲師（10）完結』『死が二人を分かつまで（8）』『三月のライオン（2）』『PLUTO(1~5)』『黒執事（1〜5）』『他人と深く関わらずに生きるには』

『SQ』では以前読み切りだった内藤泰弘センセイの『血界戦線』がまた載るらしい。長期の連載かどうかはよく判らんので、集英社のサイトでも見て下され。

『ターミナル』『パフューム』『最高の人生の見つけ方』
『ショコラ』はまだ観てない。

　性に合わない音楽とか話とか、まあそういうのは手を出さなければいいんだけども。不思議な映画がある。『グレムリン』は今までテレビで二回くらいやっていた。最初にギズモを連れてくるところまでは覚えている。気がつくといつの間にか寝ていて、映画館の『ハイホーハイホー』の所で目が覚めるのだ。それも二回とも。

　何でだ。間に睡眠薬でも入っているのか。それとも観るに値しないつまんねえ映画なのか。今度ナゾを解こうと思っている。

10月コミック新刊案内

　あ、もう中旬に入るや。

3日ー『BLEACH』(35)
　　　『魔人探偵脳噛ネウロ』（18）
　　　『テガミバチ』（5）
　　　『百鬼夜行抄』（17）
8日ー『ラグトニア』（2）
17日ー『スキップビート』（20）
　　　『ホス探へようこそ』（2）
　　　『犬夜叉』（55）
　　　『Q.E.D.証明終了』（31）
　　　『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』（9）
　　　『BECK』（34）
23日ー『ヴァムピール』（2）
24日ー『ベルセルク』（33）
28日ー『BARレモンハート』（24）

　もちろん全部買ってる筈がない。漫画喫茶でチェックするためのメモです。でも、漫喫で何度も繰り返し読んで、結局自分でそろえた漫画もあります。『コンシェルジュ』とか『hellsing』とかさ（笑）『王様の仕立て屋』はかなり巻数がいっていたのだが、そんなオレの心情をみこしたかのように、8月から毎月傑作選が出ている。ちくしょう集英社め（笑）全部で4巻かな。

　何日か前にデルアースキー様のサイトに突撃をかましてしまいました。ヒッキーでものぐさなトトロは行動がどうも極端になるようです。漫画なんか読んでないで早くあげないと……orz。

「弐瓶先生いったいどうしちゃったの」

　「1480円です」
　「……え？」

　おかしいなあ、アワーズは500円なんだけどなあ。と、レシートを良く見たら、『ブラム学園！　アンドソーオン』は980円なのだった。なるほど。表紙に書いてあるや。オールフルカラー化。Ｂ６の青年コミックサイズの本が、まさかそんな値段だとは思わないじゃないか。本といい文房具といい、値段を見ずに買うのはやめよう、オレ。

　アフタヌーンに載っていた頃から、タイトル（あとがきからの帯のフレーズ）のような事を読者は思っていたに違いない。アフタヌーンの頃から「なんじゃ、こりゃ」と笑っていた。本編は台詞の全くない回もあるハードなSF漫画だが、作者本人が描くぶっとんだパロディが、まさか単行本になる日が来ようとは。

　高そうな紙を使ってるなあ。これ途中で寝たら、本ががばっと開いて壊れるなあ。最近、オレは強制睡眠に連れて行かれているので、読むのは今度にしよう。この前はいよかんにご飯をあげる前に沈没した。母上の部屋にいたままだったので、朝ご飯を貰ったらしい。すまんの。

　カント寺院で灰になりそうだった9月がやっと終わった。くそー、このオレが買って来た漫画を手つかずで、以下略。

漫喫の正しい使い方

　『パタリロ！』を81巻まで読破して、ついでに『パタリロ西遊記』も読んだ。そのあと『銀魂』を25巻まで片付けたので、さて次はなんにするべかと思っている。最近の漫喫はすべて個室でドリンクがタダでネットし放題でDVDも好きな物が見られるので、持ち込んだチーズバーガーを片手に、漫画を読む以外にいろんな事ができる。おお、ヒッキーには天国のような場所だ。たまに電話の声とかいびきとかうるさいけど。


　オレは物心つく前から本を大量に消費してきたが、一番買った雑誌は『少年ジャンプ』じゃなかろうか。その次に『花とゆめ』くらいか。本屋さん時代が一番雑誌を買っていたが、ちょうどＢ’zに狂っていた時だったので、毎月大量の音楽雑誌を買っていた。だってテレビに出ないんだもんよ、まっちゃんとイナバ子牛センセ。まあ、ミッチーも似たようなもんだけどな。


　応募者全員プレゼントの小銭入れ。
　口から小銭を入れて、後ろのポケットに札を入れる。使った事はあるけど、なかなか小銭が取り出せないのはやはりプリントされている人物のせいか。未だに残っているのがナゾだ。

『花とゆめ』は月二回発売という変則的な漫画雑誌で、単価が安い代わりに付録とかはあまりつかなかった。（昔はな……）『りぼん』とか『なかよし』とかの付録がうらやましかったのう。

せこい

　物価が上がると、売っている方は量を減らすか、代金を上げるかどちらかになる。または、自分のふところが痛むのを我慢するか。

　ちくわは5本入りから4本に、納豆はスズメの涙くらいの小粒になったそうだ。雪印の6P（ロッピー）チーズは、明らかに、高さが減った。横幅を減らすと円にならないし、箱の中で余るしな。箱自体を小さくすると、余計にカネがかかるのだ。しかし、何といってもマクドナルドのポテトSサイズが140円から200円になったのはすごいと思う。ハンバーガー2個分て……。

　最近は良くタダで本を仕入れてくる。チェーン店にはないようだが、個人の漫画喫茶では、月遅れの雑誌が外に良く置いてある。あれはもらって来てもいいのだ。たまに付録もあったりする。表紙にでかでかとマジックで店の名前が書いてあっても、本は読めりゃいいしねえ。漫画の単行本より、『PEN』とか『SCREEN』とか『SPY MASTER』とか、雑誌の方が高いんだよね。漫画雑誌と違って、良い紙を使ってるから。

　図書館には棚の整理のために、年に一回くらいで蔵書のリサイクルをしているところがある。個人が持ち込む市民のリサイクルは年中無休だ。これは生まれる前の本だ、というのに巡り会う事がある。古書店には並ばないような30年前の文庫とか古い参考書とか。

　いつだったか、家にあった『家庭の医学』をブックオフに持ち込んだら、受けつけてもらえなかった。会社から配られたヤツなので、バーコードがなかったのがいかんらしい。会社の名前なんかついてないし、内容はまったく同じなんだが。図書館に持っていったら、新品なので受付の兄ちゃんが恐縮していた。持って帰れと言われる方がイヤに決まっとろうが。広辞苑並みの本なのに。

　『波』とか『図書』とか『新刊展望』とか『本の旅人』とかは、年間購読料一律１０００円だ。本屋に置いてあるのは値段がついているが、出版社の宣伝なのでタダだ。インタビューや連載小説やエッセイも載っているので、本屋へマメに行く人はもらってくるがよろし。ただし、配本は一件の本屋さんにつき2冊くらいなので、書店員ががめていた場合はあきらめよう。

悲しかった事

　漫喫にネウロの17巻と屍鬼の1・2巻がなかった事。

　もっと悲しかった事。弁当のとんかつにかけたソースがしょうゆだった事。ああ……。

目から耳から

『風の谷のナウシカ』『クイール』『インディ・ジョーンズ2』『インディ・ジョーンズ3』『ハドソン・ホーク』

『デンドロバテス（4）』『カミヨミ（８）』『エル（1）』『Q．E．D．ー証明終了ー（30）』『C．M．B．新羅博物館の事件目録（8）』『Mac　Fan　ビギナーズ大全』『地図で歩く名古屋』『ガラスの名器』『日経ビジネスアソシエ』『ズバリ図解　建築』『モグとうさポン』　

　あとはティガー君に放り込んでいるいろいろな音楽と、タダでもらってきた『本の旅人』と『波』と『ロードショー』と『LEON』