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龍の姉妹の雑記帳  ほぼ漫画とヘルシングのデルアーと期間限定でミッチー
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 人は事故でなければ、家ではなく病院で死ぬんだろう。言い換えれば、その場に行くとそいつが死んだことを思い出す。よく自転車で通る。

 考えても仕方のないことなので普段は記憶から抹殺している。無事に帰ってきたのは、黄色いローラースルーGOGOだけで、キックボードが流行っていたころ、これなら遠くへ行かなくてすんだかもなと思った。

 よくわからないけど、あの日何があったのかなと思う。

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 あるだけのお金で聞いたこともない駅の切符を買った。歩道もない狭い道の端を歩いていると、すぐそばを車がびゅんびゅん通り過ぎていった。

 中学のときの友人とか今現在の恋人とかと何人かで、ある校舎に着いた。みんなで塀に座って、将来何になりたいか訊ねてみた。もうみんないい大人なのだが。

 誰かが東京に行きたいと答えた。

 ずいぶんと小さくなってしまった校舎と運動場を見ながら、ゆっくりと日の出を待った。

 

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 ミッチーは平安時代の若様だった。現代から男がひとりその時代にタイムスリップして、ミッチーと入れ替わってしまう。男が持ってた荷物の中に懐中時計がたくさんあって、ヤツはそれを元に日本で初めて時計を作り一財産作る。平安時代に残った方の人の事は判らない。

 夢の中ではインディジョーンズのトロッコみたいな列車が良く出てくる。新幹線なのにジェットコースターみたいに延々と登り続けたり、海面ギリギリをぶっちぎったりしている。駅は地下の薄暗い場所で、終点は必ず誰もいない新しい駅だ。始発駅で999の様に何両も並んだ列車や、連結する瞬間も良くある。

 オレの夢に出てくる船は、必ずと言っていいほど巨大な長方形だ。へりから海面まで高さ100メートルくらいある。絶対に水の上では進まない構造だ。泳げないから水の近くにいたくないのだと思われる。タンカーは中身がカーフェリーでいつも迷う。扉を開けて出てもまだ、部屋の中にいるという感じだ。

 いつも乗ってるのは自転車だが、夢に出て来た事はない。多分、夢の中でまで運動したくないのだろう。

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 何でか知らんが、少年ジャンプを集めなくちゃならなくなった。最近は紙媒体の漫画というのは無くなって、みんなパソコンで読むらしい。データは残るし、雑な紙ではなく漫画家のセンセイのきれいなペンタッチが見られるので、それはそれでいい事のような気もする。今時本を所有するという方が珍しいのだそうだ。

 そこでまんだらけに行ってジャンプを買おうとしたら、値札に二千個と書いてある。パチンコの玉ではない。カネの単位はカップラーメンなのだった。紙を節約するためなのか、お札もなくなっていた。それが高いのか安いのかは相場が判らんが、そんなん持ち歩けるかぼけ。ガラスケースの中の30年前くらいのジャンプは、天文学的カップラーメン数字になっていた。

 ……という夢を見たのだが、何の暗示なのか。

 ジャンプと言えばウチに来た3つくらいの女の子があられちゃんを連呼していたので、ナニ言っとんねん、ウチにDr.スランプはないぞ。とその子の指差す方を見たら、ジャンプの背表紙にちゃんといた。子どもの記憶力ってすげーな。電車や国旗を記憶したりするのもこのくらいの年だよな。

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そいつは話す事ができたが、私に話しかけた事は一度もない。それからずっと年を取らない。この世にいない事が判っているので、どこに行けば会えるのか知っている。いつか私もそこに行くだろう。だがそれも、周りの人間が死んでいるから自分もそうだろうという、ひどく曖昧で不確かな観測にすぎないのだが。

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 寒くなったからなのか、身体のリズムがおかしくなったからなのか、単に起きるタイミングが悪いのか。目をさますと、妙ちきりんな夢を覚えている。

 知らないおじいさんの後ろに、白い鯉のぼりがいた。まるまると太ってはしゃいでいる。そのこいのぼりはおじいさんが大好きで、よく懐いているようだった。

 気がつくとオレの後ろにもなんかいる。でかい白い龍だった。そいつが笑う度に目の端にちらちらと白い影が横切りうっとうしい。別に何の役に立つわけじゃないが、まあよしとしよう。

 オレにはたくさんの弟がいた。ジャニーズのTOKIOを初めとする20人ばかりの軍団だ。オレが新しい弁当箱を欲しがっていたので、買ってくれようとしているらしい。

 松岡が「ねーちゃん、こっちに来るなよ」とサンリオの店でとおせんぼをするのだが、もうバレバレである。「いや〜、ジツはもう買っちゃったんだよね」とは言い出せず。どうしてオトコってこういう『賢者の贈り物』みたいなことをするんだろうと思っていた。ちなみに買った弁当箱は、リサとガスパールの赤い二段重ねだ。

 あとはミッチーが出てきたり、柳原加奈子(漢字知らない)ちゃんやル−大柴が出てきたり。夢分析なんてしなくても、充分面白い。

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 夢で生まれる前の名前を聞いたことがある。ヒジュラという。

 イスラム教用語の聖遷が一体、何だんねん。とずっと放っておいたら、なんかのサイトに解説が載っていた。インドのアウト・カーストの事でウルドゥー語で「半陰陽、両性具有者」の意味らしい。男性が去勢してなる場合がほとんどで、第3のジェンダーとみなされている。役割は宗教的な儀礼に関して、女装して歌や躍りで祝うシャーマン的な芸能者だという。

 ま、あんまり興味はないけど、つくづくオレは性別に関する意識が希薄だと思っていた(笑)何代前かは知らんが、オレには前世の事は判らないし、別に懐かしくもないし。

 かといって霊感がないのかというと、多分そうじゃないと思う。前の家に居た時、玄関から入ってくる、はっきりと男の人の形をした白い煙のようなカタマリを見たことあるもん。台所のあたりで見えなくなったけど、奥の父上の部屋に入っていくのが分かった。

 何日か後に、その部屋にある仏壇に母上が向かっていた時、後ろから男の子の手がぺたぺたと触ってきたらしい。仕方ないな、なつかれる体質の母上の血を半分もらってんだから。でも、あまり受け継ぎたくない体質だ。

ようこのとりかへばや物語こちらはサイトトップです。

ヒジュラのページ

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夢の中にいる。

 自分の姿は見えない。大きな川のずっと上空にいて、それを見下ろしている。北にある川ではなく、南にあるちょうど市との境になっている川。

 小さな木の舟に、眼鏡をかけたおじさんが乗っていた。それも見えてはいないはずなのに判るのは、夢の中ならではの不思議な感覚だ。水の上を滑るように進んで、その人が水の上から引き上げてくれた。みつかって良かったと思った。

 戻ってはきたが、帰ってはこなかった。眠っているように見えるのに、プールからあがったばかりのように、酷く顔色が悪い。死んだ鳥とかハムスターと同じ手触りがする。やわらかいのにかたい。

 棺桶の中の赤ちゃんを見た時に、それを鮮明に思い出した。

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 小さい頃住んでいたのは、とある会社の社宅でした(仮にZ棟とします)。


 Z棟が中の住人ごと未来へタイムスリップしました。建物はいつも見慣れた古ぼけたままで、周りの様子が随分と変わっていました。となりのT会社の社宅は新しく、その向こうに見たこともないような形の建物があります。グラウンドの先に背の高い、これまた未来的なデザインのビルがあります。中の住人は変わっていないので、私は友だちといつものように遊んでいました。


 考えてみると、過去から来たのなら、そのZ棟よりも周りの建物の方が古くなっているのが当然なのかもしれませんが、でも確かにそこは未来でした。


 現実では、Tの社宅の改装が始まって白く塗られ、コンクリートの塀も、緑のフェンスに変わりました。その向こうは川を挟んでMの工場(戦時中、戦車とか作ってた)があるのですが、実に工場らしくない建物になってしまいました。日の沈む方にある大学には、五階建ての社宅よりもはるかに高い新しいビルが立ち………。そして、とある会社の改装も始まって、Z棟の隣や離れた棟の塗り直しが行われました。Z棟に移る前、私たちの家族はそこから引っ越しました。


 幼い頃から何度も見ていた、そして今ではもう見なくなった夢の話です。

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コレクションとデルアーな妄想
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ミッチーとヘルシング(デルアー)にはまっている白黒トトロ。脳内がちょっとシャレにならないただれている腐女子もどきから、ベイベー、小姑ベイベー、立派な腐女子へと名前を変えた出世魚。
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